太極拳8つの有効成分(1)〜 アウェアネス

太極拳8つの有効成分


太極拳の8つの有効成分

太極拳の効果についてお伝えしていきたいと思います。

ハーバードメディカルスクールのピーター ウェイン博士の著書、

”An Introduction To Tai Chi”(太極拳入門)の電子書籍を購入しました。

YouTubeで、ウェイン博士のインタビュー動画も見つけました。

太極拳の医学的効果についての臨床研究の数は、もちろん中国が圧倒的に多く730件。

次いでアメリカの123件。

アメリカは医療費が高く、医療機関でも、予防医学、統合医療への関心が高いのでしょう。

日本は8番目。7件程度と、関心が薄いのが残念です。

医療の分野で太極拳をもっと取り入れることで医療費削減にもつながるはずです。

⇨ https://www.youtube.com/watch?v=LOaXmViKClM

この本に、太極拳の8つの要素が紹介されていましたので、一つずつご紹介していきますね!

太極拳の8つの要素(1)〜 アウェアネス

1.  Awareness・アウェアネス
2. Intention・意識
3. Structural integration・構造的統合
4. Active relaxation・積極的なリラクゼーション
5. Strengthening and flexibility・強化と柔軟性
6. Natural, freer breathing・自然で自由な呼吸
7. Social support・社会的な支援
8. Embodied spirituality・具現化された精神性

太極拳の8つの要素の1つ目は、

 ”Awareness”(アウェアネス)

自覚していること、認識、意識、気づき、といった意味があります。

今ここに集中するマインドフルネスといえば、座禅、瞑想などを連想します。

躁鬱が激しかったぼくの若い頃の経験からもそうでしたが、じっとした状態でいると雑念が浮かびやすく「いまここ」に集中するのが難しいんです。

”Monkey mind”「心猿」という仏教に由来する語は、煩悩、欲望にとらわれた集中できない状態を意味します。

猿が木から木へと飛び移るように、過去や未来、考え事などあちこち意識が飛んでしまう状態ですね。

太極拳の良い点は、重心の移動や、非対称な手足の動き、ゆっくりと連続的に変化するポーズに意識を向けているので、じっと静止した状態よりも、集中しやすいということ。

太極拳の練習を続けることで、1日通して、雑念に遮られない集中した状態を保てるスキルがだんだんと身についてきます。

セルフ・アウェアネス=自己認識を深めることで、自分自身の力で、より上手に心身の健康状態をコントロールできるようになっていきます。

この電子書籍で紹介されている太極拳の基本的な動きのYouTube動画があります。

インストラクションは英語ですが、むしろ言語脳を休めて、右脳を活性化するために見よう見まねでやってみるほうが、良い効果があると思います。

ぜひ太極拳の動きにチャレンジしてみて下さい!(^^

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