氣とかエネルギーとかってアヤシイ…
などと思う人はさほどいないと思いますが、でも正直言うと「エネルギーって言っている友達に合わせてるだけで、見えないものは信じられない」「興味ない」と思っている人もいらっしゃるでしょう。
とは言え「気」のつく言葉はたくさんあります。
気が重い、気がきく、気遣い、気が弱い、気丈などなど枚挙にいとまがありません。気は気持ちなど「思い」のこと言いますね。
その思いが体を動かしている源のひとつです。
例えば「気が重い」。
やりたくないことをどうしてもしなければならない、たぶんやりたくないこと先のことを想像して、かなりネガティブな受け止め方になっていますよね。
気が重くなっていき、体のどこか、もしくは心に滞りとして見えない存在となって健康にさまざまな障害を起こしてしまうのが病気のひとつの原因なんだろうと想像します。
自分のエネルギー、自分の気は見えないから不安になる・・・
でも案外見えてるんです。
それはお部屋の中。
実は私もそうなんですが、気の状態が落ちていると部屋を片付ける気がおきません。
元々、片づけるのが下手なので片付けたのか片づけないのか、違いがあまりない感じですが・・・
でもやっぱり気持ちがしっかりして前向きになっているときは部屋の状態も良いと思います。
また部屋をきれいにし始めると前向きに行動しようとするぞ~と気合が入るみたいな。
もう多くの方が冬物と夏物の衣料の入れ替えが済んでしまったかもしれません。
またゴールデンウィークにやっちゃおうという人もいらっしゃるでしょう。
ここで、提案したいのが「断捨離」。
年末の大掃除のときにやるものと決めつけないで、衣服の入れ替えをする今も断捨離のチャンスと言えます。何年か前にこんまりさんという方が書かれた本は大ヒットし、断捨離がしやすい心構えが話題となりました。断捨離するときは「要る」か「要らない」かで決めるのではなく、「ときめく」か「ときめかない」かで決めるというもの。私は洋服を買う際に他の洋服とのコーディネートを考えずにただ「これ」が欲しいから買ってしまって、家に帰ってきてどうしようもなくて、何度も袖を通さず捨ててしまった経験多々あります。タンスの肥やしどころではありません、そういう洋服はたんすにあってもゴミ同然ですから。またダイエットしたりしなかったりでサイズが合わないという洋服も多かったです。
さて、冬物を眺めてみて、一度もこの冬に着なかったものはありますでしょうか。この1年で着なかった洋服は捨てる対象になりますが、着なくても好きだからまた着たいと思えばキープ!です。着てみてやっぱり合わなかったなぁというのは思いきって処分へ!たとえ高かったとしても、です。(もう1シーズン取っておきますか!)それから夏物。
夏物も約半年ほどのご無沙汰ですから、冬の衣替えの時と比べてちょっと新鮮な感じがします。気に入っているものって穴が開いててもつい着ちゃうんですよね~。夏物もフレッシュな気持ちで眺めると断捨離が一歩進むかもしれません。
毎年、毎年着る物を見直して、持っている洋服もだんだん少なくなってきました。
断捨離したんだから新しい服を買えばいいじゃん!って思いますが、毎年2回断捨離をしていると、洋服が買えなくなってくるかもしれません。
洋服を買おうとすると今ある洋服を思い出し、本当に必要かどうかを考えるわけです。大事なお金を洋服に替えて、本当に大事に着れるのか?そもそも私にとっての洋服ってそんなに大事だったか?と考えると買えなくなっちゃうんですよね・・・
何度もインターネットショッピングの買い物かごを商品を入れながら決定せず止めてしまう、買うまでが楽しいのかもしれませんね。断捨離ができるとすっきりします。
今まできっちりみっちり洋服が入っていた衣装ケースやクローゼットに隙間がうまれ、片づける空間が出てきます。
他にも引き出しなどもチェックして見てください。
使わないものは思いきって処分してしまいます。
家の中のあちらこちらに少しずつ空間ができて、空気が流れやすくなります。
要らないものがたくさん詰まって重くなっていた家の中がスッキリしてくると心もスッキリしてきます。
悩みだと思っていたことが、意外と自分の考えすぎだった、とか物事を違う方向から見ることができたとか良いことが増えてくるはずです。
モノ=心を表しているのです。
そして隠れていた大事なものを見つけることができるかもしれませんね!
断捨離はただ要らないものを処分するだけではありません。
自分の心がどうであったか過去を見ているようなものです。
そのまま変わらずにいるのは不自然なのです。
人も時間も気持ちもエネルギーも風のように流れていくものだからです。変化は当然のこと。
人生にはいろんなことがあります。
でも過去を見直して、過去を引きずらない一歩また一歩歩みだせるそんな勇気が出てくる断捨離をしてみませんか。
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