甘いモノが好き!それって中毒かも?後編

前編では、中毒かも?という核心には触れるところまでいきませんでした。というのも、甘味というものは昔は薬とかご褒美的な存在だった、ということを言いたかったわけです。今や、食べたいと思えばすぐ買えますよね。スーパー、コンビニ、ファミレス、ファストフード、糖質制限なんてどこ吹く風~♪

何年か前から気になっていたことがあります。電車に乗って乗客の方々を見ると昔に比べて太っている人が増えたような・・・と言っても、私は普段あまり電車に乗らないので、たまたまそうだったのかもしれませんし、太っている人が多いと思い込んでいるのかもしれません。でもたま~に乗るのにけっこうな割合でふくよかな方々が乗り込んでくるのを見るのです。

私もダイエットをしている身なので、他人様のことを悪くいうことはできません。隙あらば私の脳は甘いモノや炭水化物のたっぷりな食品に手が伸びてしまいそうになりますから。普段はそんなに甘いモノは食べることはありませんが、どうしても「アイスクリームが食べたいモード」になったりします。アイスクリームの食感、香り、甘味、たまらないですね~~。

さて、太るのがわかっていて、どうして甘いモノが止められないんでしょうか。今日くらいはいいよね、と言い訳しつつ、昨日も今日も食べた時の幸福感、満たされる、癒される~~と感じますよね。

もちろん「甘味」だけではなく、香りや食感も大事な要素なりますが、甘いモノを食べるとまず舌が甘味の快さを感じます。そこへ脳のエネルギー源でもある糖質(ブドウ糖など)が大量に体に入ってくると脳はテンションMAX。甘味とエネルギー源が大量に入ってきたといまたとない快感の波が私たちの脳を包み込んでしまうのです。

ちなみにまだ稲作などが発達していない大昔、当然、食のメインとなるのは狩猟だったり、木の実などの採集だったのですが、甘い実が食べられるのは秋。1年のうちに数回ぐらいしか食べられないご馳走だったので、当然人の手によって栽培されていたわけではなく、味は今ほど良くないものの、果肉には果糖が多く含まれて何もなかった時代はさぞかし美味しい食べ物だったはずです。なので果糖は体内に入ってくると食物の取れない厳しい冬に向かって貯蓄されやすい形「脂肪」になりやすい糖質だと言われています。


さて、研究では麻薬よりも砂糖などの甘味のほうが依存性が高くなる結果が出ているそうです。そして脳は甘味の刺激にだんだん慣れてしまい、もっと強い甘味がほしい、もっと強い甘味がほしいとだんだんエスカレートしていきます。甘味が体に入ってこなくなると脳は不安になり、イライラし始めます。また快感を感じた時に大量に放出される伝達物質ドーパミンが出てこなくなることで脳の機能は元気がなくなり、無気力な状態になります、まるで恋人を失った人のようですが…

また甘味が口に入ると脳は快感を得て、幸せになるのです。幸せはずっと続いてほしいものですが、食べ続けたら脳は麻痺してしまい、もっと強い刺激(甘味)がほしくなるので、1日中甘いモノを食べている、炭水化物の多いモノを食べるなど止められない状態になってしまいます。これこそが中毒の原因です。

糖質中毒かもしれないという自覚がある人は糖質制限に理解のある専門医に一度診てもらうことをお勧めします。きちんと検査して今自分がどういう状況であるか把握して食事の指導などしていただきましょう。大事なのは一人で悩んだり、自分勝手な食事法を実施しないことです。1週間や1ヶ月のお試しダイエットとは違います!もし本当に中毒だった、なんらかの病気だったということであれば笑いごとでは済まないのです。1年も2年もかけて、自分と向き合っていく、修行みたいな感じになるかもしれませんね。

中毒ではないと思うけど、気になる・・・という人は、自分で食べたものを日記にして書き留めておきましょう。何年か前にダイエット法として取りざたされたこともある方法ですが、自分が何をどれだけ食べているのか自覚するのは本当に大事です。というのも、私がそうだったのですが、友人とダイエットの話をしていて、「そんなに食べてるつもりないんだけどねぇ~」と愚痴をこぼしたんです。このダイエット法を聞いて、日記にしてみたら、「食べてるつもりがない」なんてどの口が言ってるんだ!というくらい食べていました。「食べてるつもりがない」ほど無自覚で食べ物を口に運んでいる、ということだったんですね。これも中毒のひとつなのかもしれません。

ストレス発散と言いつつ食べたいものを食べ気持ち良くなる、それが脳の快感を求める機能を活性化させ、いつまでも脳の快感を得るためにお金を出して食べ続ける…本当に中毒は怖いし、脳の快感のために振り回されて生きているなんてお金も時間ももったいない!と思いませんか?

ストレス発散なら本当にストレスを発散できることをやってみましょう。

ゆったりとした動きで若い人からお年寄りまで気軽に始めることができ、自然と一体となり、気を整え、呼吸を整え、イライラや不安から開放される、それが太極拳です。

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