低糖質を医学的見たら?

低糖質の大本の発信は京都の江部康二先生です。
先生はご自身が糖尿病なので、患者でもあり治す側の医師でもあります。ご自身の身をもって低糖質食であるべきと患者さんにも勧めていらっしゃいます。
それから何年か経ち、いまやライザ〇プなどにも取り入れられ、低糖質が一般にも広がりました。

でも今は何となく当たり前になってきて、低糖質はどこへ向かうのか方向性がみえなくなりつつあります。またインターネットの普及やまとめサイトの乱立などもあって、情報が入り乱れて過食気味で正しい情報も埋もれてしまっています。また残念なことにいまだに医師の中でも不勉強であったり、懐疑的であったりする人もいるようですし、ひところは糖質が関わる業界から圧力があったのでは?などと噂もありました。いったい何が正しくて、誰が本当のことを言ってるのか?

ここでひとまず基本に立ち返り、低糖質を薦めている医師、病院、団体を紹介します。正しい情報や最新情報を得て、正しいやり方で低糖質を続け、健康的な生活を送りましょう!

日本糖質制限医療推進協会

”糖質制限食が広まるにつれて、自己流の方法や、誤解に基づいた方法で実践されるケースも増えています。
そのようなケースの中には、全く効果が感じられないという方や、体調を崩される方もいらっしゃいます。
糖質制限は、正しく行うと決して身体に悪いものではありません。
健康効果の非常に高いものですので、正しい知識を身につけ、正しい方法で実行しましょう!”

低糖質を薦める医師が所属している団体です。低糖質に関しての情報や一般向けの講演、医療従事者向けの講演、低糖質スイーツ教室なども開かれているようです。もちろん全国にある病院も紹介しているので、地方にお住まいの人にも便利です。

北里研究所病院糖尿病センター長 山田悟先生のページ

”ゆるやかな糖質制限であれば、カロリーを気にすることなく、肉や魚はもちろん、蒸留酒やワインといったアルコールも口にすることが可能です。低糖質のものであれば、パンや麺類、スイーツも問題ありません。実際に、多くの患者さまから「諦めていた食事をとることができる」という声もいただいています。もちろん、生活の質だけではなく、薬物療法における薬剤の使用量が減るなど、治療効果も確認できました。”

山田先生は著書の他、スイーツなどの監修もされています。甘い物が好きで止められない人には低糖質スイーツは本当に助かりますよね。低糖質と仲良くなれるコツも見つかるでしょう!

個人的なおススメ
低糖質とはちょっと方向性が違いますが、個人的に大事なんじゃないかと思うことを二つほど紹介します。
ダイエットしていて、低糖質にしてもなかなか体重が落ちない場合があります。それは食べ過ぎだから。タンパク質も摂り過ぎていれば痩せません。痩せない人はカロリー計算も必要になってきます。食を少なくしたら、足りなくなってくるのがビタミンやミネラルなどの栄養です。例えば体に必要なエネルギーを作り出すのにはかなり複雑なシステムを経ています。そこにはどうしてもビタミンBやCは欠かせませんし、鉄や亜鉛というミネラルも不可欠なんです。またお肌のハリは皮下にご存知のコラーゲンが構造体としてあるわけですが、コラーゲンを体内で作り出すのにはビタミンCが必要です。このようにただ痩せるだけではなく健康を目指すなら体に必要な栄養は大事だと思います。

西洋医学的栄養アプローチオーソモレキュラー
オーソモレキュラー療法とは栄養素や食事の指導で病気を治すことを目指しています。低糖質も含めて、栄養をしっかり摂る指導をしています。体がカロリー的にではなく栄養的に必要なものがしっかり摂れて満足することで心身共に健やかになる、と思います。特に40代50代の人たちはこれからホルモンが減るなどの加齢の症状が表れて、いろいろな病気の懸念が増えてくるところなので、栄養学的なアプローチを知識として学んでおくのはおススメです。また妊活などにも効果が期待できます。

東洋医学的栄養アプローチ「発酵・薬膳」
もっと自然な形で体を整えたいなら東洋医学もおススメです。今、甘酒がブームですが、甘酒は糖質が高く一般的に販売されているものは発酵を止めているものがあり、それはただ糖質のかたまりを体に入れているようなもの。メリットなしです。活きた発酵食品、甘酒をはじめ醤油、味噌、醤など生活に取り入れると腸内環境が整います。肉や魚を漬け込むとタンパク質を分解して消化しやすくします。薬膳は1人1人の身体の調子を診て、その時に合った食材を教えてくれたり、漢方の紹介もしてくれます。バランスよく食事を摂ることで体全体の気・血・水の流れをスムーズにしてくれます。時間は西洋医学よりもかかるかもしれませんが、自然な形の食生活と言えますね。

今朝、美容系の食生活を提案されているある方のメルマガが届き、糖質制限はしなくても良いと書いてありました。食は趣味ではありません、ある意味医学であり、病気の人にとっては治療だと思っています。きちんと患者さんに向き合い、数々の論文を読まれ、研究されている医学で活躍されている先生の情報を確認することこそ健康への近道だと思います。

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